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タ−ンオ−バ−
タ−ンオ−バ−とは、美容の分野では、肌の表皮の生まれ変わりのことを指します。
表皮細胞が基底層のところで新しく生まれて、約28日かけて角化し、角質細胞になり、最後は垢になりはがれていく
このサイクルをタ−ンオ−バ−というのです。
タ−ンオ−バ−により、表皮細胞は常に入れ替わっていて、
そのため、肌の表皮に傷ができても痕が残らず治ります。
しかし、肌の真皮まで傷が到達してしまうと、真皮はタ−ンオ−バ−をしませんから、痕が残ってしまうんですね。
また、紫外線でメラニン色素ができても、真皮にまで色素が及ばなければシミにはなりません。
表皮の中だけなら、タ−ンオ−バ−により、28日後には色が元に
戻るからです。
この、タ−ンオ−バ−ですが、加齢とともに速度が落ちていき
40代くらいになると、約40日ほどかかるといわれています。
そのため傷の治りが遅くなり、シミもできやすくなるのです。
また、角質層は厚くなり、表皮は薄くなります。
肌がくすんだり、弾力がなくなる、乾燥肌になる、シワができるといった状態は、タ−ンオ−バ−の速度が落ちている証拠なのです。